放射線科
概要
放射線科では、様々な病気の画像診断を行っています。具体的には、CTやMRIの写真を見て、病気を見つけ出し、どのような病気が考えられるかを、主治医へ報告しています。近隣の医療機関からの検査依頼も受け付けており、連携をとっていますのでご相談ください。
また、画像診断を治療に応用した低侵襲治療(Interventional radiology;画像下治療)にも取り組んでいます。具体的には肝臓癌への抗がん剤投与、喀血や消化管出血の止血処置などです。これは、太ももの付け根の血管から細長い管を病気の部位まで通して検査します。がんに栄養を送る血管を兵糧攻めにしたり、出血している血管を詰めたりして止血処置をしたりします。この治療法は、患者さんの体への負担が小さい特徴があります。このように画像診断の技術を駆使して、診断のみならず様々な治療を他診療科と連携をとって行っています。
特長
- ・画像診断装置を用い、画像診断を行っている。
- ・近隣の医療機関からの検査依頼も受け付けている。
症例
2020年度の読影件数
画像診断装置 | 読影件数 |
---|---|
CT | 14,676 |
MRI | 4,385 |
RI | 668 |
IVR | 144 |
紹介検査数・・・1,337件
臨床研究に関する情報公開について
当診療科では、臨床研究「腎管状嚢胞癌のCT、MRI所見に関する多施設研究」実施に伴い、別紙「臨床研究に関する情報」を掲載いたします。この研究は、これまでの検査で得られた過去の記録をまとめることによって行い個人情報は匿名化します。本研究は、厚生労働省の「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得るのではなく、研究内容の情報を公開することが必要とされております。なお、本研究は、新古賀病院の倫理審査委員会の承認を受けています。
以下、「画像検査臨床研究への情報公開について」を参照ください。