- 診療科・部門
- センター等のご紹介
リウマチ科
概要
古賀病院21では2015年4月よりリウマチ科の診療を開始しています。
リウマチ科は、久留米大学医療センター・リウマチ膠原病センターの教授として、多数のリウマチ性疾患を診療していた実績のある福田孝昭が診療を担当致します。
疾患としては関節リウマチの患者さんがその多くを占めますが、その他、全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎、強皮症などの膠原病、比較的頻度の多いリウマチ性多発筋痛症、慢性化すると関節リウマチと間違うこともある痛風性関節炎、リウマトイド因子陰性の強直性脊椎炎や関節症性乾癬などの診療を行っています。
関節リウマチかどうか心配な方、治療を受けているがもう少し症状の改善を希む方、新しい治療法である生物学的製剤での治療を希望する方は御相談下さい。
当リウマチセンターでの診療内容は下記のとおりです。
【対象となる疾患】
関節リウマチのほか炎症を伴う関節炎、その他膠原病の諸疾患
その他原因不明の発熱や強い炎症反応を示す疾患など
【診療形式】
基本的には外来診療が中心となります。
合併症や手術など入院が必要な場合は、他の診療科と共同診療になります。
特長
関節リウマチの治療は、目覚ましい進歩を遂げています。リウマチと同じような症状を示す疾患は多く、的確な診断が必要です。さらに同じ疾患名であっても、それぞれ一人一人で異なる病状を示す場合もありますので、その患者さんに応じて薬剤を選択し、必要な場合は、最新の生物学的製剤の治療も受けることが可能です。
関節リウマチについては、診断や診療が世界のどこでも同様に出来るために、診断に関しては2010年RA診断のための基準が決定されました。これは早期から治療を開始することの重要性から決定されたものです。
一方、治療に関してはヨーロッパ、アメリカや日本で治療のガイドラインが、毎年のように改定されています。というのは、最近では高価なのは問題ですが、生物学的製剤を治療に応用できるようになりました。発症初期からこれらの薬剤を用いて治療すると、ほとんど治ったのと同じ状態:寛解が実際に可能となってきたのです。早期に診断し的確な治療を行うことで、関節破壊の進行を抑え、日常生活を普通におくることが一生涯にわたって可能にするためです。とはいえ、リウマチ患者さんは一人一人全くといってよいほど、病態は異なります。患者さん一人一人に合った、状況に応じた臨機応変な対応を取りたいと思います。
予約診療を行っていますので、受診希望の際は下記の予約番号へ必ずお電話ください。