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院長あいさつ
「人々の豊かな生涯を支援する医療」とは、どのような取り組みで実現していくことが出来るのか、古賀病院21はこのことを常に考えている病院でありたいと思います。
PET画像診断センターによるがん早期診断や各種放射線治療を導入した放射線治療センターは当院の大きな特徴です。消化器がん泌尿器がんまた肺がん対する手術、化学療法・免疫療法との連携で、診断や治療の早い時期から、患者さんの体や心におきる症状を和らげるための工夫や努力を続けることも重要と考えます。また、病状や経過によっては緩和ケア担当医にも早期に面談し、病棟を見学していただいています。
整形外科診療では、高度な手術技術の提供は勿論ですが、回復期リハビリテーション病棟を活かし、手術後の患者さんの元気な日常生活への復帰を目指しています。
泌尿器は手術支援ロボット(ダ・ヴィンチ)による、体への負担が少なく、かつ正確な手術で前立腺がん腎がん治療を積極的に行っています。
腎臓内科の診療チームは、長期化する透析医療で生じる様々なトラブルに対する確かな技術の提供と共に、高齢化する患者さんの生活能力の向上のため、透析中の運動療法を行っています。
一人ひとりの患者さんの治療に際し、当院内のすべての診療科、また天神会の他の施設(新古賀病院、新古賀クリニック 他)とスムーズな連携のもとに高度な医療を行っていることも、当院の大きな特徴です。
介護・福祉との連携も重要です。天神会が持っている久留米市内にある介護施設や他の医療・介護・福祉施設と連携して、病院での治療終了後はスムーズに家庭での生活に移行できるようにサポートしていきます。
いつの頃からでしょう。長生きを「長寿」と喜ばず、「高齢化」と社会は嘆くようになりました。しかし、すべて人は元気に過ごしてきたからこそ「老い」、あるいは「病気と共に歩む人生」を送ることになります。医療技術をあたたかい心を忘れずに提供できる病院となるよう努力してまいります。
出身大学 | 熊本大学(昭和59年卒) |
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出身医局 | 九州大学 呼吸器科 |
学会認定 |
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経歴 |
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