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上海レポートSeason2 (5)
2013年1月25日(金曜日)
テーマ:上海レポート
新年快乐!!
ちょっと遅くなりましたが、
新年あけましておめでとうございます。
昨年のカウントダウンはどのように過ごされましたか?
私は、年末に日本に帰り、
12/31には実家で家族と一緒にカウントダウンしました。
今年の目標を元日に家族の前で宣言し、2013年スタートです。
今回は、私が最近連れて行ってもらって感動したお茶、中国茶の話です!
「中国茶」
という文字を見てみなさんは何を思い浮かべますか?
思い浮かべてみてください。
今までの私は、茶色のお茶、ウーロン茶、ジャスミン茶、このぐらい。
しかし、今は、なんだか興味があります。
職場でよく見かけるのは、この容器に入ったお茶。
みんなこの中に好きな茶葉を入れたり、実を入れたりしています。
バックヤードにはこんな風にたくさんの茶葉がおいてあります。
この中から好きなものを選んで熱湯を注ぎます。
1種類だけの人もいれば、3種類入れる人もいます。
わたしも家でなつめとクコの実を入れて真似して飲んでみましたが、
ちょっと好きではない味でした。
味の組み合わせを勉強しないといけません。
ということで、お茶市場に行くことがあったので、いろいろ勉強しました。
すごいでしょー、お城みたいでしょー。
この中に何軒ものお茶屋さんが並んでいます。
その中の1軒におジャマして勉強しました。
中国茶には膨大な種類があり、日本に無いものもたくさんあります。
そのため、「これだ!」というものを選ぶのには時間がかかります。
信頼できる中国茶専門店で飲み比べて、自分の舌で味わって、
目で見て、実際の違いを「経験」するのがBestでしょう。
お茶の葉にはカテキンが豊富に含まれています。
ポリフェノールの一種で渋みを特徴としている成分で
抗酸化作用をもっています。
このカテキンは発酵度の幅が大きければ大きいほど失われてしまいます。
中国のお茶は発酵の度合いと茶葉の色で6つに分けられます(6大茶)
●緑茶(不発酵)
●白茶(弱発酵)
●黄茶(弱/後発酵)
●青茶(半発酵)
●紅茶(全発酵)
●黒茶(後発酵)
これに1つ花茶を追加します。
ちなみに、烏龍茶は青茶の一種です。
このお店では試飲をさせてくれます。
この日は6種類のお茶を飲みました。
水果茶(shuiguo cha)というものもあります。
茶葉の代わりに
ローズヒップ・サンザシ・ハイビスカス等のハーブを乾燥させて小さくして、
ドライフルーツと混ぜ合わせたお茶。
チェリー、アップル、パイナップルを混ぜ合わせたものを試飲。
水果茶は甘みがあって、色がきれいで、おいしいです。
この水果茶は飲んだ後、出がらしも食べることができます。
わたし、飲むより食べるほうが好き。
おいしかったです。
この日は紹介してもらったこのお店でティーポットと水果茶を10回、
色々な味で楽しめるバラエティーセットを購入しました。
これから色々試して、好きなお茶を見つけていきます。
おうちでの中国茶はとてもいい気分です。
中国の方たちは、体調や気分に合わせて、
「今日はどのお茶飲もうか?」
そのようにしているのだなと感じています。
「我有空就喝茶(私は空き時間があれば、お茶を飲んでいる)」
とてもかっこいいカンフーの先生なのですが、
さらにさらにかっこよく頼もしく見えました。
もう少ししっかり中国茶の勉強をして、皆様にお伝えします。
お茶のカテキンパワーで抗酸化作用、風邪予防。
中国の健康文化はここにもありました!
再见!
(管理栄養士 クワモト)