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  • 上海レポートSeason2 (2)

    2012年11月20日(火曜日)

    テーマ:上海レポート

    你好!!
    クワモトです。上海へ来て1ヶ月が経過しました。
    毎日新しい発見がたくさんで忙しいです。

    近所の肉まん屋さんの肉まんはぜんぶ制覇しました。
    毎朝通って、いつものおばちゃんに、カタコトの中国語で注文。
    ラッシュ時にはおばちゃんの忙しさ最高潮で、
    私のモタモタした中国語に少々厳しい時もあります。
    しかし翌日には、いつものやさしくて元気なおばちゃんに元通り。ホッとします。



    カタコト中国語の日本人(私のことです)をおばちゃんも覚えてくれて、
    さらにその隣のライバルであろうお店のおじちゃんも声をかけてくれます。
    残念ながら聞き取れる言葉は1割。まだまだです。
    せっかくの優しさなのに、もったいないことしてるなあと思います。

    ところで今、太極拳を勉強中です。
    太極拳についていつかはブログ書きたいと思っていますが、
    今回は書きません。
    次もきっと書かないでしょう。
    ずっと読んでくださった方だけが、
    いつかわたしの太極拳話にたどり着いていただけると思います。
    興味のある方は楽しみにしててください。

    上海生活も1か月が経過し、
    ちょっとだけ、みんなの言葉が分かる時があります。
    今聞こえる言葉は、
    「没有(メイヨー)」→ ありません
    「要袋子吗(ヤオダイズマ)?」→ 袋要りますか?
    「好了吗(ハオラマ)?」→ 終わりましたか?
    「有卡吗?(ヨウカマ)?」→ カードはありますか? など

    やっぱスーパーに行く回数が多いでの覚えるんでしょうね。
    回数って重要です。経験って大切。
    外でできるだけ中国語を使うように心がけています。
    大きな声で堂々と。

    さて、上海蟹の旬は10月~11月だそうです。まさに今ですね。
    前置きがちょっと長くなりましたが、今回は蟹のお話をしたいと思います。

    上海蟹は、市場にもスーパーにも並んでいます。
    あちこちでブクブク泡吹いている蟹を見かけます。
    ブクブクしているのは生きている証拠です。



    蟹はもちろんオス、メスがあります。
    オスはお腹が三角になっているもの、メスはまーるい形のもの。
    蛋白質が多く、カルシウムも比較的に多く含みますが、
    脂質とビタミン類は少ない食材です。

    先日、少し南に移動して、蟹を食べにいきました。
    ここの水産市場で、かに、しゃこ、ほたて、魚などの魚介類を買いました。
    夜なのに、市場はまだまだ元気です。



    ここで買った魚介類をお店に持って行って料理してもらいます。
    食材は自分たちで調達するシステム。
    食べたのは、上海蟹、ほたて、しゃこ、大きな魚、長い茎のお野菜、・・・

    蟹の食べ方は、
    1.まず、足をとります
    2.お腹と甲羅を分離させます
    3.肺をとります(お腹の左右にひらひらがついてます)
    4.そしてお腹の身、蟹みそを食べます
    5.お腹にあったかーい紹興酒をちょいと入れて
      甲羅に残った蟹みその残りをかき混ぜて一緒に飲みます
    6.足は先っぽをチョキっと切って、グイと押します。
      すると小さな身がでます

    では、いっただっきまーす!
    ………………。
    無言。
    蟹を食べる時は無言になりますね。

    こうやって人を無言にさせる蟹は、実は体を冷やす食材です。
    (東洋医学、陰陽食品)。
    ですので、このように、黒酢に生姜を入れて食べます。
    これで中和!



    蟹には紹興酒が合うんですが、なぜか白酒もでてきました。
    せっかくなので、みんなで飲みます。怖いですねー。この白酒。
    爆弾みたいな装い。2本ありました。



    「かんぱーい!!」は円卓でみんなの距離が遠いので、
    中央の回転台にトントンとコップで音を鳴らします。
    乾杯の意味です。

    上海蟹は小さいので食べるところがそんなにたくさんはありませんが、
    美味しいです!!

    では、再见!!

    (管理栄養士 クワモト)