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栄養管理部便り(13)
2012年11月08日(木曜日)
テーマ:栄養管理部便り
にーはお!
上海から帰ってまいりました、古賀病院21ヒラヤマが担当します。
もうすっかり日本人復帰しております。
最近、栄養科でちょっと流行っていることがあります。
“パソコン用メガネ”ってご存知ですか?
私が日本にいない間に流行っていたようで、同僚に教えてもらいました。
パソコンが発するブルーライトによる影響を50%カットするとのことです。
ちなみにブルーライトとは可視光線の中で最もエネルギーが強く、
眼の奥の網膜にまで届いてしまう青色光のことで、
体内時計を狂わせたり、眼に与える影響が懸念されているそうです
(JINSのHP参照)。
私は今まで眼の良さだけが取り柄でしたが、
パソコン業務や照明が暗い上海生活により視力が急激に低下し、
唯一の取り柄まで失ってしまいました。
そのため、藁にもすがる思いでパソコン用メガネの流行に乗ってみました。
効果は… 私自身はまだ実感できていませんが、
同僚は「眼の疲労感が全然違う!」と言っていました。
ということで、今回は「眼にいい栄養と食べ物」!!
ルテイン:ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜
コエンザイム:青魚(特にイワシ、サバ)、ウナギ、牛肉、豚肉、豆類など
ただ、実際にこれらの食品から摂取できるコエンザイムは
少ないと言われていますので、
サプリメントを上手に利用しましょう。
アントシアニン:ブルーベリー、黒豆、葡萄、赤ワイン、紫芋、小豆など
眼に良いといえばブルーベリーが有名ですが、
正確にはブルーベリーに含まれるポリフェノールの1種である
アントシアニンに、老眼予防・眼精疲労予防・
視力回復効果があると言われています。
各種ビタミン
●ビタミンA:緑黄色野菜、ウナギ、レバー、紫蘇など
●ビタミンB1:豚肉、羊肉、牛肉、ウナギ、レバー、豆類、玄米、ごまなど
●ビタミンB2:ウナギ、豚肉、サバ、サンマ、牛乳、納豆、卵、そばなど
●ビタミンC:果物、芋類、緑黄色野菜、生姜、焼き海苔など
●ビタミンE:植物油、アーモンド、あんこう、かぼちゃ、
アボガド、ウナギ
DHA:魚介類(特にイワシ、サンマ、マグロ、カツオ、サバ、アジ、ブリ)
コンドロイチン:オクラ、納豆、ウナギ、山芋、フカヒレ、すっぽん
結局は、何でもバランス良く食べてね!ってことになります。
逆に、糖質や脂質の摂り過ぎは眼によろしくありませんので、
お菓子や揚げ物などの食べ過ぎには注意しましょう。
ここだけの話、私の上司はいつも「老眼が…」と嘆いておられます。
印刷物の文字が小さかったりすると
「見えるかな…?」とちょっと気にしちゃいます。
紙を遠ざける距離が、去年よりも長くなった気がしなくもありません。
腕の長さが足りなくなりませんよ~に!
それではまた!谢谢!
(管理栄養士 ヒラヤマ)