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栄養管理部便り(17)
2013年2月06日(水曜日)
テーマ:栄養管理部便り
こんにちは。
寒い日が続いていますね。
例年より寒いのか、寒さにめっきり弱くなってしまったのか…。
春が待ち遠しいものです。
皆さん体調など崩されていないでしょうか?
今回のブログは古賀病院21のフタタが担当させて頂きます。
最近お正月を迎えたかと思えば、もう二月ですね。
一月は行く、二月は逃げる、三月は去る・・・
と諺通りだなと思う今日この頃です。
二月の行事と言えば、節分にバレンタインデー
今はちょうど街中でバレンタインの宣伝を見かけますね。
入院患者さんにも季節感を味わっていただけるように、
行事食の折には病院栄養士お手製のカードを作り、お膳に乗せています。
今回の節分も喜んでいただけるように、せっせとカード作りに励みました。
最近では節分の日に恵方巻きを食べる習慣が広まっています。
恵方巻きとは、節分にその年の恵方の方角に向かって、
無言で祈りながら切らないように食べると縁起が良いとされる太巻きです。
切らないように食べる理由は「縁を切らないように」ということだそう。
大阪の船場で商売繁盛の祈願する風習として始まったものと言われますが、
正確な語源は分からないとのこと。
ちなみに今年の恵方の方角は「南南東」でした。
皆さんは何をお願いしましたか?
さて、バレンタインデーと言えばチョコレート
デパ地下には美味しそうなチョコレートがたくさん並び、
自分用にとつい誘惑が・・・
ここでちょっとチョコレートの豆知識☆
チョコレートの始まりは固形ではなく飲料でした。
しかも甘いものではなく、
苦味を打ち消すために、コーンミールや唐辛子を入れた薬用の飲料でした。
唐辛子の代わりに砂糖を入れるようになり嗜好品へ変化していきました。
その後、固形化の技術が開発され、現在のチョコレートが誕生しました。
疲れたときにちょっと甘いものが欲しくなりますよね。
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには、疲労回復効果があり、
またチョコレートの香りには
集中力や注意力、記憶力を上げる効果があるとも言われています。
しかし、チョコレートは癒しにもなりますが、
食べ過ぎはエネルギーや糖質過剰となり、
生活習慣病に繋がりかねません。
ここで種類別にエネルギーを比較してみましょう。
板チョコレート エネルギー 脂質
ミルク 309kcal 18.9g
ブラック 318kcal 20.6g
ホワイト(55gの場合) 340kcal 25.2g
※ 写真のホワイトチョコレートは1枚当り45gのため、
ミルク・ブラックチョコレートとグラム数を合わせ
55gで換算した成分を表示しています。
板チョコ1枚をウォーキングで消費するためには、
約1時間半歩かなければなりません(体重50kgの場合)。
これらのことも頭に入れて、上手に付き合っていく必要性があるようです。
まだまだ寒い日が続き、インフルエンザも流行し始めています。
うがい、手洗い、睡眠はしっかりとり、体調には気を付けていきましょう。
(管理栄養師・フタタ)