がんサロン レポート

第14回  クリスマス会

2010.12.09 (木)

クリスマス会

今回はクリスマス会を行いました。ちょっとしたオードブルとケーキを囲みながらの交流会は、いつも以上に会話も弾みとっても楽しい時間でした。ゲームも準備していましたが、お話しが盛り上がっていましたので、次回に持ち越すほどでした。

最後にがんサロンスタッフより、ハンドベルの演奏をプレゼントさせていただきました。なかなか上達しませんが、参加者の皆さんの暖かい拍手にスタッフが元気を頂きました。

クリスマス会の様子クリスマス会の様子

夕方には、がんサロンスタッフ+患者さんによる、ハンドベル・リコーダー演奏会を新古賀病院1F外来フロアで開催しました。

入院・通院中の患者さん・ご家族、そしてスタッフのために、約4ヶ月間練習をしてきました。

最初は、スタッフのみの演奏会を考えていましたが、患者さん達自ら参加したいと言って下さり、患者さん・スタッフの共同演奏会が開催できました。決して上手ではありませんが、みんなで心を込めて演奏しました。

患者さんがハンドベルを使って音色を届けるという事は、病気を持つ患者さんへ、ご家族へ、きっと何か伝わるものがあったと思います。また、みんなで演奏できたらいいなぁ…と思っています。

クリスマス会の様子コンサートで演奏する参加者の皆さん

第13回  言葉の大切さ〜暗示の力

2010.11.11 (木)

勉強会&交流会講師:日本メンタルヘルス協会心理カウンセラー   木下  政則さん

今回の勉強会では、言葉の大切さ(暗示の力)について教えていただきました。

ネガティブな言葉を発する事で、無意識に脳に刷り込まれ、気付かないうちにストレスを溜めてしまう事があります。そこで、繰り返しポジティブな言葉を発していく事で、脳に刷り込まれていき、暗示の力により症状が和らぐ場合もあるとの事でした。

そのために、『実際にポジティブな言葉を口にする事がとても大切です』とお話しされ、皆さんもうなずかれていました。

参加された方からは、『気持ちの持ち方を改めて、考えることが出来ました』『体の痛みは、同時に心の痛み。気持ちの変え方を教えて頂いたのは大変良かった』等の感想をいただいております。

お話しされる木下先生お話しされる木下先生

第12回  一周年記念オカリナコンサート

2011.10.14 (木)

交流会&演奏会講師:山の音楽家  Shanaさん

参加者の皆さんと一緒にはじめた『がんサロン』、無事一年を迎える事ができました。

これも、ご参加頂いている患者さん・ご家族をはじめ、ご協力頂いた講師の先生方、がんサロンを影ながらサポートして下さっている皆さんのお蔭です。本当に有り難うございます。スタッフ一同感謝申上げます。

今回は、オカリナ奏者Shanaさんをお招きし、演奏会を開催しました。オカリナ(土笛)の暖かな音色がスカイラウンジと私たちの心に響き、とっても心地よい時間でした。

Shanaさんにサプライズのハンドベルも、とっても上手く演奏でき、Shanaさんにも喜んで頂きました。

Shanaさんの演奏風景Shanaさんの演奏風景

第11回  ハンドベルレッスン

2010.09.09 (木)

交流会&ハンドベル

今回は、10月のオカリナコンサート(Shanaさん)でのサプライズ演奏のためにハンドベルレッスンを行いました。 2曲仕上げたのですが、皆さんのチームワークで、とってもよい曲に仕上がりました。

当日は練習する時間がない事をお伝えしたところ、患者さんのお一人から『せっかく演奏するのだから、少しみんなで早く来て練習しましょう』との声が上がり、早めに来ていただいて練習する事になりました。

皆さん一生懸命演奏され、本当によい曲に仕上がっています。

ハンドベルレッスンの様子ハンドベルレッスンの様子

第10回  お香でリラクゼーション

2010.08.19 (木)

勉強会&交流会講師:古賀病院21  看護師長  関 都さん

今回は、香道の作法や香りの聞き分けについて教えていただきました。

勉強会後の交流会には講師の関さんにもご参加いただき、自宅で出来る香木の焚き方や香りがもたらす効果等たくさんのアドバイスをいただきました。

室内にはお香の香りが広がり、リラックスした空間の中で勉強会を行う事ができ、参加された方から『ベッドの上で過ごすだけだったので、すごく良かったです』『新しい事に触れる機会を与えて下さり、ありがとうございました』等の感想をいただいております。

香道の勉強風景香道の勉強風景

第9回  在宅療養について

2010.07.08 (木)

交流会&勉強会&ハンドベル

今回、ご自宅で看取りを経験されたご家族から、実際の在宅ケアや看取られてから現在までの心境についてのお話しをしていただきました。

参加された方から、「実際に経験されている方の話は大変心を打つものがあり、良かった」「聞けそうでなかなか聞けない、一番身近なお話しでとても参考になりました。そして、ご家族が今を大事に生きられていることに勇気づけられました」等々の感想をいただきました。

お話しの途中、亡くなられたご主人と演奏されていた三線(さんしん)を弾いてくださり、最後は参加者も一緒に「涙そうそう」を歌い、心温まる雰囲気の中、サロンが終了しました。

ご家族の体験談を聞く参加者の皆さんご家族の体験談を聞く参加者の皆さん