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院長あいさつ
新古賀クリニック院長中尾 佳史
当院は、人間ドックなどを行う健康管理センター、外来透析を支援する血液浄化センター、そして特色ある外来診療を提供する医療部門から構成された施設です。
日本では急速に高齢化が進む中、健康寿命の延伸が重要視されています。単に長生きするのではなく、健康を維持しながら自立した生活を送り、社会の一員として生き続けることが求められています。そのための鍵となるのが「未病」という概念です。未病とは、発病には至らないものの、健康な状態から離れつつある状態を指し、病気の予防や介護負担の軽減につながります。その対策として欠かせないのが、健康診断や人間ドックです。
当院では、高水準の健康診断・人間ドックを提供するだけでなく、男女別フロアを設けることでプライバシーに配慮し、安心して受診できる環境を整えています。
血液浄化センターでは、多職種の専門スタッフが連携し、地域の人工透析が必要な方々に対して、安全で利便性の高い治療を提供しております。
外来診療部門においては、「糖尿病・甲状腺・内分泌センター」を設置して、高齢化とともに増加する糖尿病の患者さまに対し、医師や看護師だけでなく、栄養士や運動療法士などの専門職がチームを組み、個別化した医療を実施。ホルモンの分泌異常に起因する疾患についても専門的な診療を行っております。
また、当院の特長の一つである「女性外来」では、乳腺疾患や婦人科疾患に対し、受診者の気持ちに寄り添いながら、専門的な医療を提供するよう心がけております。
眼科や泌尿器科も併設し、さまざまな医療ニーズに対応できる体制を整えました。
さらに、隣接する新古賀病院と連携することで、迅速な検査の実施に加え、高度な画像診断などの提供が可能となっています。入院治療が必要な場合は、当院および新古賀病院の医療スタッフが新古賀病院の設備を活用し、一貫した治療を行うことができます。
当院は、地域の皆さまの健康を支える施設として、信頼される存在となることを目指し、日々努力を重ねております。
最後に、令和9年2月の開設を目指して、新古賀クリニックの新棟建築工事が進行中です。久留米市と官民連携による「まちなかウォーカブル拠点形成」として、当院と公園の用地を等価交換し「天神町公園」を西鉄久留米駅に近づけて賑わいの創出を推進します。災害対応などの新たな機能をもった公園との一体的な整備を行うことで、より良い医療の提供に努めてまいります。
出身大学 | 佐賀医科大学(現 佐賀大学医学部) |
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出身医局 | 佐賀大学 産科婦人科学講座 |
学会認定 |
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所属学会 |
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経歴 |
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