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センター等のご紹介
糖尿病・甲状腺・内分泌センター
概要
糖尿病・甲状腺・内分泌センターの外来診療は、新古賀クリニックで行っており、入院治療は新古賀病院で行っております。
センター長 挨拶
2023年6月1日、「糖尿病センター」および「甲状腺センター」という個々の名称を改め、「糖尿病・甲状腺・内分泌センター」という一つのセンターに統合されることになりました。
糖尿病診療の目的は、糖尿病のない人と変わらない寿命とQOLの維持を達成することです。そのためには、日頃から血糖を管理し、可能な限り合併症を起こさない、あるいは進行させないことが大切になります。私たちはそのことを意識しながら、医師・看護師・栄養士・運動療法士が連携し、チーム医療として、個々の患者様の病状や日常生活に合わせた診療を実践してまいります。 一方、下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎、性腺など様々な内分泌臓器の病気は、それぞれの臓器から産生されるホルモンが多すぎたり、逆に少なすぎたりすることで体調に異変をきたす病気です。特に甲状腺の病気(バセドウ病、橋本病など)は、ホルモンの病気の中でも、もっとも多い病気です。
ホルモンの病気は、体に特有の兆候が現れることもあり、熟練した医師の診察が重要です。また、診断には血液中のホルモンの測定が欠かせません。一方で、ホルモンの病気はしばしば腫瘍によって起こることもあるため、局在診断のための精度の高い画像診断が重要になります。また、診断によっては、手術が必要となる場合もあります。当センターでは、放射線科や甲状腺外科、脳外科、泌尿器科、婦人科とも密に連携しながら、専門性の高い医療を提供してまいります。
これまで以上に、筑後地区の皆様の健康維持に貢献できるセンターにしたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
糖尿病・甲状腺・内分泌センター長 明比 祐子
1.糖尿病診療
新古賀クリニックには、当センターだけでなく、腎臓内科、眼科、泌尿器科、婦人科、心療内科など糖尿病とその合併症に関わる診療科を併設しています。各診療科の医師が連携して診療に当たるだけでなく、看護師、管理栄養士、運動療法士などのメディカルスタッフも一丸となって、チームとして糖尿病とその合併症の診療を行っています。
また、フットケア外来(看護師外来)も併設しており、糖尿病患者様にみられる足病変のケアや足切断予防のための指導をおこなっています。
当センターでは、すべての糖尿病の合併症の検査を半日で実施できるよう務めており、その日のうちに診断、結果の説明を行い、必要に応じて食事療法・運動療法の指導や相談をおこなっています。
2.肥満診療(肥満外来)
肥満は糖尿病、高血圧症、脂質異常症、睡眠時無呼吸、月経不順、不妊、整形疾患(膝関節症、股関節症等)などの病気と密接に関わっており、減量することでこれら疾患に良い効果が期待できます。当院では、医師だけでなく、看護師、栄養士、運動療法士と連携し、減量治療を積極的に行っております。
3.甲状腺・副甲状腺疾患の診療
当センターは日本甲状腺学会認定専門医施設であり、廣松医師を中心に、甲状腺疾患(バセドウ病、無痛性甲状腺炎、亜急性甲状腺炎などの甲状腺機能亢進症や慢性甲状腺炎などの甲状腺機能低下症、甲状腺腫瘍)や副甲状腺疾患の診療を行っています。
4.下垂体・副腎・性腺疾患の診療
ホルモンをつくる臓器は、甲状腺以外に、下垂体、副腎、膵臓、性腺などがあり、各臓器になんらかの病気がおこり、そこで産生されるホルモンが欠乏したり、または過剰に分泌されると、いろいろな健康障害がおこってきます。全身の倦怠感、月経不順や不妊、尿回数や尿量が異常に多いことなどがきっかけで、下垂体の病気がみつかることもあり、様々な症状の背景に、ホルモンの異常が隠れていることがあります。
また、性腺の働きが低下する病気として、近年注目されている男性の更年期障害があります。2023年2月より、男性更年期外来を始めておりますので、もしかして・・と思われる方は一度受診されてください。
当センターの受診について
診察をご希望の方は、下記の予約番号へお電話ください。
予約の患者さん優先で診察させていただいておりますので、診察希望日の前日(日・祝除く)の17時までにご予約くださいますようお願いいたします。
【新古賀クリニック 外来予約】
Tel: 0942-35-2485 (代表)
【予約受付時間】
月~金(祝日除く) 9:00~11:00/13:00~16:00
土(祝日除く) 9:00~12:00
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