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先進医療への取組み
身体への負担が少なく、より安全で正確な医療を
「天神会」の理念である「人々の豊かな生涯を支援する医療」を念頭に、最新の医療機器や施設を整備し、患者さん中心の最新・最適・最良の医療に取り組んでいます。
冠動脈CT検査
心臓の撮影時間は従来装置の1/3ほど短縮され、約10分で撮影が可能に。また、造影剤の量を減らすことも出来ます。
これまでの64列と比べて、通常の検査で30~50%、心臓(冠動脈)検査では最大80%の低減が期待できます。
MRI装置
非侵襲的でX線被曝のない検査を行っています。現在、新古賀病院に3テスラMRIが1台、1.5テスラMRIが2台、古賀病院21に1.5テスラMRIが2台、整形外科用の立位MRIが1台があります。
3.0T装置の最大の特徴は、1.5Tに比べ約2倍の高い信号強度を有しています。S/N比の向上により高画質化・診断能力向上が期待できます。臨床において非造影MRIでは、より、末梢の血管描出を可能とし詳細な形状の把握が可能となります。
オープンMRIの検査画像においては体重負荷状態でのMSK(筋骨格)の状態を正確に把握することができます。自然な立位姿勢でのMR画像は通常のMRI検査では観察できない貴重な細部をみることができます。
強度変調放射線治療
強度変調放射線治療(IMRT)とは、複数の方向からの放射線に強弱をつけて、がんの形態に合わせて集中的に照射する治療です。
周囲の正常組織への線量を極力減少させながら、がん患部により高い線量を照射することができるため、がんの制御率を高め、副作用を最小限に抑えることができる、現在最も注目されている体外からの放射線治療法です。
PET検査
がん細胞は正常な細胞に比べて3~8倍のぶどう糖を必要とするため、ブドウ糖によく似た構造の薬(FDG)を静脈から注射すると、がん細胞に多くの薬が集まります。この薬の集まる様子を撮影するのがPET検査です。
当センターでは、PETと病変の位置や大きさを確認するCTを同時に撮影するPET-CT装置2台体制で検査を行っています。
内視鏡手術支援ロボットでの手術
古賀病院21では、内視鏡支援ロボット「ダ・ヴィンチ」を導入し、2014年1月から前立腺がん手術を開始しました。
医師がモニターに映し出される映像を見ながら、3本のアームと1本のカメラが付いたロボットを遠隔操作して手術を行います。鮮明な3次元の立体画像を見ながら、人間の手を超える可動域と手先の震えが伝えないアームによって、正確な手術が行えます。
通常の内視鏡手術と同じく、体に小さな穴を開けて行う手術ですので、「切開時の痛みが少ない」「手術中の出血量が少ない」「手術後の回復が早い」などのメリットがあります。