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CT装置
CT装置とは
X線を用いて身体の断面画像を撮影する装置です
CT(Computed Tomography)とは、身体の周囲を回転しながら放射されたX線を反対側の検出器で捕らえ、水平方向に輪切りにした身体の断面画像をコンピュータ上で構成する装置です。
従来のCTでは検出器が1列でしたが、検出器の列を増やすことで、同じ範囲をより短時間で、より細かく撮影することができます。
80列MDCTの特長
当院導入の80列MDCTの最大の特長は、画像再構成ソフトの進歩により放射線被ばく線量の低減が実現できました。
また、80列の検出器により検査時間の短縮と、0.5mmの高い分解能により画質の向上も得ることができました。検査環境も装置全体がコンパクトになった上にボア径が78cmと広くなったことで従来の装置より圧迫感がなく,よりリラックスに検査を受けることができるようになりました。
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冠動脈CT画像
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Aorta
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CTC
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SEMAR(画像再構成法)
耳鼻科専用CT装置
2015年2月、耳鼻科専用のCT(MORITA製 3D Accuitomo F17D)を導入しました。
体の中で最も小さいと言われている耳小骨など、耳鼻科領域の骨は細かく繊細で、通常のCTでは鮮明に撮影するのが難しいため、専用CTの導入に至りました。従来のCTでは500μm(0.5mm)より小さいものを識別するのが困難でしたが、耳鼻科専用CTは80μm(0.08mm)まで識別できるほど高い解像度を誇ります。80μm(0.08mm)から250μm(0.25mm)までのサイズが選択でき、高精細画像で撮影部位の観察が可能になります。また、直径170mm~直径40mmまで診断目的に合わせて撮影範囲を選ぶことで、患者さんの被ばく量低減を実現しました。
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副鼻腔横断像
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副鼻腔冠状断
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耳小骨横断像
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耳小骨3D