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上海レポートSeason2 (8)
2013年3月28日(木曜日)
テーマ:上海レポート
你好!
春天到了。天气越来越暖和了。
(春がやってきた、だんだん暖かくなってきたなー。)
暖かくなってくるとさらに外で活動しやすくなりますね。
アウトドア好きなわたしは、春節のお休みで福建省に旅行にいってきました。
メインは土楼を見にいくこと。
福建土楼は世界遺産に登録されています。
世界遺産の数ですが、日本に16件、中国には43件あります。
2012年9月時点で全世界での世界遺産登録件数は962件。
文化遺産、自然遺産、複合遺産と分類されていて、
複合遺産は世界で29件しかないのに、中国には4件もあるのです。
これって、世界遺産好きな人からすれば、すばらしいことだとか。
今回はこれらの紹介と旅の思い出をみなさんにお伝えします。
福建省は、上海よりも少し南の方にあります。
飛行機で1時間半程度。
今回の旅はツアーを利用し、
メンバー7人(全て日本人)のうちの1人として一緒に旅をさせてもらいました。
1日目は福建土楼(文化遺産)を見学。1つ目の世界遺産です。
このように四角形、丸型、楕円形土楼がくっついています。
ここは3階建てで、各階に30室弱程度のお部屋があり、
主に客家という漢民族の方たちが住んでいます。
土楼の真ん中のスペースはお庭なのでしょうか。
そこから上を向くと青空が見えます。
福建土楼は3階建てで、1家族が1・2・3階を所有する縦長の住まいです。
1階は台所・食堂、2階は寝室、3階は物置、だったかな。
お料理はこのように外で作ります。この日は青菜の炒め物のようでした。
もし土楼に住むとしたら、楕円形のがいいですね。
空が見えるスペースが大きく、その分差し込む日差しが多くて明るいので。
さて、この日は温泉施設のあるホテル泊でした。
温泉といっても日本のものとは全く違います。
水着を着ていくつもある温泉を回ります。温泉はすべて屋外。
温泉に入ったのに、その後お風呂で体を流します。不思議な感じでした。
2日目は、船で10分ぐらい移動した先にあるコロンス島が目的地です。
まー、これまた人の多いこと。船に乗る時なんかこんな ↑ 感じ。
本当にすごい。みんなで密着して、隙間はゼロ。
隙間を空けると別の人が入ってきちゃうので、
ぴたっとくっついたまま少しずつ少しずつ前に進み、
40分ぐらいで船に乗ることができました。
でも綺麗な場所でしたよ。
3日目、4日目は世界遺産(複合遺産)に登録されている武夷山で過ごします。
2つ目の世界遺産です。
3日目メインは九曲溪の川下り。
9つの湾曲があり、
岩と岩に挟まれた10kmの距離をゆーっくり筏で川下りします。
筏から見える両岸の大きな一枚岩は絶景!
船頭さんはバリバリの中国語で
私たちに巨大な一枚岩の名前や説明をしてくれます。
1回だけ漕がせてもらいましたが、すすまない……。
4日目は天遊峰を山登りです。
400mを超える岩山に800段以上の石の階段が刻まれています。
山登りとは言え、この人の多さ。
人が多すぎて、立ち止まっては休憩、立ち止まっては休憩。
そのおかげで、息が上がることもなく登ることができました。
「走吧!走吧!(歩け、歩け)」と後ろから掛け声が止まりません。
目的地に着いた時の風景がこれまたきれい。
前日、川下りした場所も見えました。
ここでとった最後の食事は、
農家料理というなんとも気になるお料理です。
農家だから野菜中心かと思いきや、出てきた料理には
やたらお肉が入っていました。
羊、蛙、犬、うさぎ、鳩の雛など。
中国はとても広い地続きの国。
ひとつの国の中で味付けや食材などに特徴があり、おもしろいです。
この濃厚な3泊4日の旅行では、文化の違いに驚いたり、
新しい風景を見て新鮮な気持ちになったり、
食べ物の違いで衝撃を受けたり、濃厚な時間を過ごしました。
そして、中国の新しい部分をまた発見できた、そう思える旅行でした。
旅行中、心細くなることもなく楽しく過ごせたのは、
このメンバーに会えたことも大きいでしょう。
ここで出会えたみんなに感謝します。
下一次到哪里去挑战呢?
(次はどこにチャレンジしようかなー?)
再见!
(管理栄養士 クワモト)