スタッフブログ

  • 上海レポート(11)

    2012年9月18日(火曜日)

    テーマ:上海レポート

    你好!上海のヒラヤマです。

    日本帰国の日が迫っております。
    帰りたいような、帰りたくないような…
    そんなことを考えている今日この頃です。

    先日、上海日本人学校浦東校のPTA文化行事にて、講演を行ってきました。
    テーマは
    「学童期・思春期の栄養管理~上海で子育てに励む親御さんへ~」です。
    多くの保護者の方々にご参加いただき、楽しく講演することができました。



    中国では食の安全性の不安もありますし、
    欲しい食材が何でも手に入るわけではありません。
    また日本人学校は給食がないため、小・中・高とお弁当が必要です。
    親御さん方の、食事に関するお悩みは尽きませんね。

    私は病院栄養士で小児科もないため、
    普段小児栄養に携わる機会はなかったので、
    いつもと違うことができて、またそれも勉強になり楽しかったです。
    学校栄養士になりたいな~と思ったりして。
    あ、嘘です。

    ところで話は変わりますが、
    最後のおもひで作りに、先日北京へ日帰り一人旅へ行ってきました。
    目的は、万里の長城へ行くことのみです。
    さすが世界遺産!一見の価値ありです!



    非常に立派で、しかも道のりの険しいこと。
    延々と続く登り坂をヒーヒー言いながらのぼり、これほぼ90度やないかい?
    というような階段を這い上がり、世界遺産を堪能しました。

    でもね、上りはいいんですよ。問題は下りなのです。
    私、高所恐怖症でして。
    行きは背にして見えなかった絶景の急斜面が、
    今度は目の前に広がるわけです。
    もう、半ベソかくしかありません。

    一番の難関は例のほぼ90度の階段です。
    これがどうしても降りれず「無理や~無理や~」と嘆いていたら、
    そこへ白馬の王子様(のようなアメリカ人のおじさん)が
    救いの手を差し伸べてくださり、
    一緒に「one two one two」と言いながら無事に降りることができました。
    国は違えど、あの時彼と私の心は1つでした。

    これからは、日本で困っている外国人を見かけたら
    「Can I help you?」と言おうと心に決めた、北京の旅でした。

    おそらく次回が最終回です。
    それではまた、谢谢!

    (管理栄養士 ヒラヤマ)