こがねっと。Vol.24
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新古賀病院 病院長 川﨑友裕社会医療法人天神会 副理事長・総病院長 島 弘志⓭ 令和4年4月より新古賀病院の病院長を拝命しました。 社会医療法人天神会グループは、新古賀病院、古賀病院21、新古賀クリニック、野伏間クリニック、辺春診療所、こがケアアベニュー(高齢者総合福祉施設)群などが相互に連携し医療サービスを提供する総合医療グループとして成長してきました。 その中でも新古賀病院は、天神会グループの中核を担い、「24時間365日、断らない」救急医療および先進医療を提供していく姿勢で臨んでおり、2010年4月には「地域医療支援病院」として承認され、更には地域医療のみならず増えてきた海外からの患者の受け入れなども視野に入れ、グループ連携や病病・病診連携を深めて患者さん中心の病院診療に取り組んでいます。 医療体制としては、「心臓血管・リズムセンター」、「脳卒中脳神経センター」、「消化器病センター」など科別にセンター化して医療技術の向上を図るとともに、センター間の垣根を無くし「ヨコ」のコミュニケーションを取りながら充実した医療を提供できるように心がけています。また近年では「ダビンチ」によるロボット手術や、「経カテーテル的大動脈弁植え込み術(TAVI)」に代表されるカテーテルによる弁膜疾患の治療など、最先端の「低侵襲治療」を積極的に取り入れ実績を重ねて来ています。 このように、私たち天神会スタッフは『人々の豊かな生涯を支援する医療・介護の実現』という理念のもとに、医療の3S(service:奉仕、sincerity:誠実、study 勤勉)の精神と笑顔を忘れずに日々の診療を行い地域医療に貢献し、当院を選んでいただいた患者様や紹介していただいた先生方からの「信頼を裏切らない」、「満足していただける良質の医療サービス」が常に提供できるよう努力をして参りたいと思っています。 2022年4月に副理事長 兼 総病院長に就任いたしました島でございます。 2023年1月26日から始まる電子処方箋は、義務化されていませんが、4月から始まるオンライン資格確認は、療養担当規則で義務化されています。マイナンバーカードが保険証の代わりになっており、2024年の秋には保険証は廃止の予定ですし、資格確認の際にマイナンバーカードではなく、保険証での資格確認を行うと余分なお金を取られることになっていますので、マイナンバーカードの所有率は高まっていくと思います。マイナンバーカードの所有は義務化されていませんが、国は100%の所有を目指しています。 話は変わりますが、古賀伸彦理事長の理念である「人々の豊かな生涯を支援する医療・介護」は天神会グループの職員のみならず、医療、介護に携わる全ての人々の行く道を照らしていると思います。天神会グループは、新古賀病院を地域中核病院として急性期医療に特化し、古賀病院21は地域密着型病院として地域に根差す努力を行い、小郡の新古賀リハビリテーション病院みらいは療養型病院として、小郡地域の地域完結型医療のアンカーとして頑張っています。このように三つの病院を機能分化し、グループ内の診療所や介護福祉施設と情報共有を図りながら、理念に沿った活動を展開しています。更には地域医療連携室を通じて、地域の医療、介護施設との連携や学術的、文化的交流を図っています。地域の人口動態、疾病構造の推移予測に基づいた地域医療構想は目標とした年を2025年から2040年へと移行しました。天神会の理念が増々重要になってくると考えています。常に良質の医療、介護を提供する事を心掛けております天神会グループに気楽にご相談、声掛けを頂ければ幸いです。宜しくお願い申し上げます。NewsTopics&

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