こがねっと。Vol.24
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各分野の専門スタ�フが患者さんの社会復帰を目指し連携しながらサポ�ト�職種が違うからこそ見えるそれぞれの視点を大切に�柳瀬 作業療法士として、食事や着替え、歩行など日常生活を送るために必要な機能を回復するためのリハビリを行っています。治療直後に行う急性期病院でのリハビリと、症状が落ち着いた回復期病院でのリハビリは役割が異なります。回復期リハビリでは患者さんが社会復帰することを目指しサポートを行います。下田 言語聴覚士は「話す」「聴く」「食べる」を専門とするリハビリを行います。脳の機能にダメージを負うことで言語(言葉)や聴覚にも様々な症状が出ますので、どのような問題があるのかを評価し、その方に合ったリハビリを行います。もともとの生活に近づけるよう、患者さんの力を最大限に引き出す支援をするのが言語聴覚士の役割だと考えています。長嶺 私は管理栄養士として、患者さんの栄養状態を評価した上で、病気や状態に応じた食事提供を行っています。低栄養にならないように摂取状況をこまめにチェックし、採血や体重変動などを参考に食事内容や食形態を検討しています。入院中の患者さんが安心して食べられるよう心がけています。下田 嚥下障害により上手に飲み込めない方もいますので、食事をとるための練習も行っています。食形態に関しては嚥下(飲み込む動作)の機能をみて評価をしています。患者さんの栄養状態も考えなくてはいけませんので、言語聴覚士として医師や管理栄養士に嚥下機能の問題点を伝え、多職種で食形態を決めています。嚥下は命にもかかわる重要なことです。食形態を決める際は、それぞれの視点からの意見を大切にしています。長嶺 リハビリスタッフからは患者さ❾患者さんの病状も安定してきた回復期リハビリテーション病院では生活の場面で必要な動作、食事・排せつ・入浴などの訓練を行います。多職種で連携し、一人ひとりに合わせたサポートを行っています。「脳神経外科治療」柳瀬篤徳(やなせ あつのり) ■新古賀リハビリテーション病院みらい  / リハビリテーション課 作業療法士 主任患者さんの「できる」を増やす回復期リハビリテーションの現場。Medical STAFF 2

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