こがねっと。Vol.18
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友寄 私は臨床検査技師として、入院中の糖尿病患者さんの回診中に、合併症の有無と進展具合を検査したり、足の感覚を調べる検査、血液検査、心拍を見る検査などを行います。小西 私はクリニック内で糖尿病患者さんへ栄養指導を行なっています。良好な血糖コントロールを保つため、また合併症を予防するための食事療法について、アドバイスをさせていただいています。野口 私たちは三人とも糖尿病療養指導士の資格を持っています。私は看護師の仕事はもちろん、社会活動の一環として地域のイベントに関わり、糖尿病の啓発を行っています。野口 クリニックでは、医師・看護師・管理栄養士が連携し、糖尿病進行予防に関わる指導を行っています。専門スタッフがそれぞれ患者さんの生活習慣に対して問題点を指導し、生活面・食事面の情報共有を行い、両者で指導し合える点がチームのいいところです。友寄 外来での採血時に糖尿病患者さんに対して、体調はどうですかと声をかけたり、日常のことを話された時には、必要な情報を看護師さんたちに伝えています。野口 合併症に関しては、糖尿病神経障害・糖尿病腎症・糖尿病網膜症に気をつけないといけません。糖尿病教室の際に、合併症の恐ろしさの話はさせていただいています。小西 糖尿病は、合併症が起こらないように、血糖コントロールをすることがとても大切です。特に血糖コントロールが❾糖尿病療養指導士は糖尿病治療に最も大切な自己管理︵療養︶を指導する資格を持つ医療スタフですチムで情報を交換しあい患者さんの合併症予防の指導に生かしています友寄温子(ともよせ あつこ) ■古賀病院21 / 臨床検査課MellitusCo-Medical STAFF新古賀クリニックの糖尿病センターで特に力を入れているのが、糖尿病の患者さんに対する生活習慣指導です。医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師など多職種でチーム医療を行っています。

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