こがねっと。Vol.17
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 睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは、眠っている間に呼吸が止まる病気です。寝ている間に症状が現れるという特性上、発症していても自分で気づくことができないため、潜在患者数は日本国内で200〜300万人にのぼると推定されています。 医学的には、「気道の空気の流れが10秒以上止まった状態」を無呼吸とし、無呼吸が一晩(7時間の睡眠中)に30回以上、もしくは1時間あたり5回以上確認されると、睡眠時無呼吸症候群と診断されます。 睡眠時無呼吸症候群は、気づかないうちに日常生活にさまざまなリスクが生じるだけでなく、高血圧や心血管系疾患の発症や悪化につながることも報告されています。 「Continuous Positive Airway Pressure」は、頭文字をとって、「CPAP(シーパップ)療法:経鼻的持続陽圧呼吸療法」と呼ばれます。閉塞❶発症していても自覚がなく潜在患者数は日本国内で300万人にのぼると推定CPAP療法は欧米や日本国内でもとも普及している治療方法ですにやしていす

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