当院の看護師は、患者さんがお見えになった際に、ご本人だけでなくご家族も含めて、治療に対する不安を解消できるよう努めています。今は入退院支援といって、入院前から、患者さんの退院を見据えたプランを立てます。例えば患者さんが介護保険適用の方であれば、ケアマネジャーなどを交えながら、退院を支援する看護を行います。 退院が決まったら、退院前カンファレンス(打ち合せ)もご本人・ご家族と、ケアマネジャー・リハビリスタッフ・栄養士・薬剤師などの多職種と連携して、患者さんにより良い環境で帰っていただくような支援をしています。 私たちの目標は「患者さんを入院する前の生活に戻す」なんです。そのためには患者さんにとって何が大切なのか、できるだけ早く前の生活に戻せるように、全員が心掛けています。 入院などで生活環境が変わると、高齢患者さんの認知機能は下がってしまうのですが、自宅に帰られると、認知機能が落ちた患者さんでも入院前の状態に戻られます。認知症が治るわけではありませんが、やはりご自宅、住み慣れた環境に早く戻して差し上げることが大切だと考えます。 当院には訪問看護ステーションもあります。退院後の服薬管理ができているか不安な患者さんや、食事・体重の管理が不安な患者さんに関しては、訪問看護師の活躍も大きいと思います。介護の要度でも変わってきますが、1日1回〜3回訪問をさせていただいていて、ご自宅にいても看護サービスが受けられます。何か❾「退院を見据えた看護に関するお話」しく「正知る」ということ4患者さんに入院する前の生活に戻ていただくことが私たちの目標です退院後も訪問看護師が患者さんをサポト住み慣れた環境に戻ることで認知機能が改善する看護部長の松家貴美子さんにお聞きしました。新古賀病院目標は患者さんに Nurse現場に従事していたときに学んだこと、感じたことをスタッフに伝えています。
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