こがねっと。Vol.14
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はなく、患者さんの希望や細かい病状などで調整して、その時点での最良の治療を提案します。最近はどんどん新しい治療が出てきているので、ガイドラインもよく更新されています。 肺がんの原因として最も重要なのは喫煙です。ただし、非喫煙者の肺がん発症も少なくはありません。害が少ないと言われている電子タバコも、有害なことに変わりはありません。 肺がんの予防ができるとしたら、まずは禁煙ですね。ただ、禁煙しても肺がんにかかる人はかかりますし、全く喫煙しない人よりは、やはり罹患率は高いです。 また肺疾患全般と肺がんを結びつける必要はありません。小さい頃に肺炎を患われたりしていても、特に気にされなくてよいと思います。 昨今はどこででも情報が手に入りますが、雑誌やテレビ、ネットで流れている情報は鵜呑みにしないで欲しいと思います。でたらめな情報と真面目な情報を、一般の人が区別するのはとても難しいと思うんですよね。気になることがあれば、まずかかりつけ医を受診されてみて、必要であれば専門医へ紹介してもらってください。標準的な治療は、古賀病院グループで一通り受けることができます。Respiratory me❷肺がんの原因で最も多いのは﹁喫煙﹂です巷の情報を鵜呑みにせずまずは受診をYukihiro Misumi三角幸広(みすみ ゆきひろ) ■古賀病院21 呼吸器内科部長兼総合診療部長プロフィール● 日本内科学会総合内科専門医● 日本内科学会認定内科医● 日本呼吸器学会専門医治療法を患者さんによく理解してもらえるよう、資料を使いながらしっかりとご説明します。
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