こがねっと。Vol.13
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休肝日を設けたり、酩酊しない程度のアルコールにするなどですね。 C型肝炎が、飲み薬だけで副作用もなく、ほぼ100%治療できる時代になりました。私が医者になったのが25年ほど前ですが、その頃には20%も治らなかった病気なので、これは非常にいいことだなと思います。まだご自分がC型肝炎ということを知らない患者さんも非常に多いので、そういう方を治療に導くのも、われわれ消化器内科の役割です。 肝炎も初期の段階では症状が出ません。肝臓は特に「沈黙の臓器」と言われるほど症状が出にくい臓器です。疲れやすい、黄疸が出る、食欲が落ちるといった症状が出始めたときには、病気が進行していることが多いです。肝炎の検査をしたことがなければ、一度血液検査を。B型肝炎とC型肝炎の検査をすることも、肝硬変や慢性肝炎の予防という点ではとても大切だと思います。 それから、ピロリ菌も除菌ができるようになりました。20年前には大勢いた胃潰瘍や十二指腸潰瘍といった患者さんが、今ではかなり減っています。ピロリ菌は胃に住み着く菌で、胃がんの原因菌です。ピロリ菌を持つ人が必ず胃がんになるわけではないですが、胃がんの方にはピロリ菌がいるので、いるよりはいない方がいいですね。ピロリ菌は、呼気検査や、血液検査・尿検査でもすぐに調べることができます。ただ、事前に胃カメラで胃炎や胃がん・胃潰瘍などの診断がされていれば、検査は保険適応内ですが、ピロリ菌の検査だけですと保険適応外になります。消化器のがはのが化の大学病院での研修時代には、内視鏡を使った胃がん・食道がん・大腸がんの治療を専門にしていました。当院では、劇症肝炎など重症化するものは、大学病院と連携をとって治療する場合もあります。はで治はま❸

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