こがねっと。Vol.13
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工学技士がいて。ですから臨床工学技士の準備が一つ遅れると、そこで待ち時間が発生してしまいます。ドクターがスムーズに検査治療できるようにどうすべきかを重点的に考えて、看護師たちとも協力しながら、仕事の優先順位を決めています。松本 内視鏡業務に3年以上従事し、内視鏡学会への参加、機器取り扱い講習を受講し、内科認定医より推薦を受けて試験に合格することで、消化器内視鏡技師という資格が取得できます。当院の臨床工学技士はまず、消化器内視鏡技師の資格取得を目標とし、日々の業務に取り組んでいます。 私は臨床工学技士になって15年になります。ありがたいことに日本の臨床工学技士会の内視鏡業務検討委員会でも仕事をさせてもらっています。今回、内視鏡業務の手本となる指針の作成にも携わりました。全国で8人しか選ばれないなかで選出してもらっているので、そういった院外での活動でもやりがいを感じますね。奥園 内視鏡室には女性の看護師さんはたくさんいるんですが、臨床工学技士は2名しかいないんです。私が臨床工学技士を目指そうと思った理由のひとつが、「女性がしていなさそうな職業」だということ。男性が多くを占めているなかで、どう活躍していけるかを考えています。実際に女性検診においては、私にしかできないことができているので、もっともっと可能性を広げていきたい。女性の臨床工学技士だからこそできることはたくさんあると思うし、今後も女性がどう活躍していけるかを、まずは新古賀病院の内視鏡業務の中から見つけていけたらと思います。松本 自分自身のスキルアップはもちろんですが、こうして消化器病センターも開設したので、より発展を願って、天神会の内視鏡検査が九州一になれるように部下の育成も進めていきます。また、委員会で仕事をさせてもらっているなかで、他院の臨床工学技士の方からもいろいろと相談を受けます。「内視鏡に今後取り組んでいきたいんですけど、どうしたらいいですか」、とか。院内に限らず、九州内をはじめ他院にも知識の共有を行っていければいいなと思っています。九州一の内視鏡検査施設を目指しています九州一の内視鏡検査施設を目指しています九州一の内視鏡検査施設を目指しています九州一の内視鏡検査施設を目指しています九州一の内視鏡検査施設を目指しています九州一の内視鏡検査施設を目指しています九州一の内視鏡検査施設を目指しています九州一の内視鏡検査施設を目指していますWhen?自分にしかできないことがもとあるはず院外での活動にもやりがいを感じます松本健太(まつもと けんた)■新古賀病院 臨床工学課●日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡技師九州一の内視鏡検査施設を目指しています

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