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  • 上海レポート(5)

    2012年6月15日(金曜日)

    テーマ:上海レポート

    你好!上海のヒラヤマです。

    先日国営のお茶資料館に行ってきましたので、
    今回はお茶について語ってみたいと思います。

    中国のお茶は、
    「青茶」「保健茶」「花茶」「黒茶」「緑茶」「紅茶」と6種類あります。
    (厳密に分けるともっとあるようですが、ここではお茶資料館に準じます)

    「青茶」は鉄観音や凍頂などのウーロン茶です。
    血液循環と新陳代謝を促進したり、脂肪の吸収を抑えるとのこと。

    「保健茶」は杜仲茶や甜茶や一葉茶などです。
    コレステロールや血圧低下作用があったり、
    アレルギーや鼻炎に良いとのこと。

    「花茶」はジャスミン茶や菊茶のことです。
    ビタミンCが豊富で美容に効果的とのこと。
    茶花が開くと、見た目も素敵です。

    「黒茶」はプーアール茶のことです。
    ダイエットや便秘解消に効果的とのこと。

    「緑茶」は日本でもおなじみの緑茶です。

    「紅茶」はイギリスでもおなじみの紅茶です。

    試飲を交えながらお茶について一通りプレゼンされた後、
    私のミーハー魂が駆り立てられ、
    黒茶(プーアール)と青茶(鉄観音)を購入してしまいました。
    2種類混ぜて飲む方法もあり!と聞き、
    より多くの効能を得ようと2種類に手を出した欲深い人間です。

    ところで、プーアール茶は風貌が少々変わっておりまして、
    「茶餅」という塊の状態で販売されています。




    見た目はちょっとアレっぽいですが、アレではなくお茶です。
    これで半年分はあるとのことで、私もあと半年は安泰かと思われます。

    中国人はよくプラスチック容器に茶葉を入れ、
    それにお湯を注ぎ足し注ぎ足し飲んでいます。
    中国といえばウーロン茶!と勝手に思っていましたが、
    ご高齢者以外ではウーロン茶を飲んでいる人は少ないようです。

    そして、お茶を入れるために使う茶器も素敵なものが
    たくさん売られています。現代風におしゃれになっています。




    中国のお茶を日本の急須で飲むっていうのもちょっと・・・ねぇ・・・
    とうことで、茶器まで購入し、お茶会準備は万全です。
    帰国後、私とお茶会をしてくれる方、募集してます。

    それではまた。謝謝!

    (管理栄養士 ヒラヤマ)